Fisherman's Terraceへ行ってきました~
2009年 12月 24日
先ほどの記事
指圧に行ってきました~の後
リッチモンドにあるFisherman’s Terraceへ行ってきました。
久しぶりに、MinとMinのお母さんに会いました!
もう、かれこれ、半年くらい会ってないな~。
Minは私達がリッチモンドに住んでいたころ、うちに半年くらいホームステイをしていたのです。
そのときからの付き合いですね~。
カナダに着いたばかりの頃は、とてもおとなしくて・・・
ちょっと怯えた感じだったかな~
ワタシが意地悪したんじゃないよ~!
着いた日と次の日は部屋に閉じこもって
ずっと寝ていました。
部屋のドアをノックしても音沙汰がないので
「疲れて寝てるんだね~。」
と言っていました。
フレンチーは
「モルモットのように寝る子だ」
と言ってました・・・(笑)。
たぶん、一人っ子だから(そういう政策だもんね~)
箱入り娘らしく・・・・
カナダに来る前に、お父さんにさんざん
“外国は恐ろしいところだから、ホストのお父さん、お母さん意外とは外出してはいけない。”
と、いろいろな怖い体験談をきかされていたようです・・・。
だから、最初の頃、大丈夫かなぁ~とフレンチーと心配していましたが・・・
だんだんと日に日に心を開いてくれて、
今ではとってもいい友達です!
ワタシにとっては妹のような・・・(ワタシ、若いからね、気持ち的に)
フレンチーにとっては娘のような存在かしら~
そんな、箱入り娘も、今となっては社会人!今年、28歳だとか!ヒィェ~!
T & T Supermarket という、カナダでアジアの食材を売っている大手のスーバーのヘッドオフィスで、どこの課かは知りませんが、サブマネージャーをしてます。だから、カルガリーやトロントにも出張によくいくんですよ~。成長したね~ 最初から、見てきた私達は、親族のように、彼女の成長を嬉しく思ってます!
左から、お母様のYuriさん(中国で産婦人科の女医さんをしていらっしゃいました、Min,そしてフレンチー
さて、
オーダーしたものを載せます~!
蟹と魚の胃袋のスープ
アツアツのスープで、お腹が減っていたもんで・・・急いで食べたので、口の中をヤケドしました(笑)・・・蟹肉いっぱい、魚の胃袋いっぱいはいってて、おいしかった~。
Live Lobster。 水槽からロブスターを網ですくいあげて、適当な大きさにチョップ(切って)して、油で揚げて、コンソメスープベースのソースでネギや玉ねぎやしょうがと一緒に炒めたもの。
味は美味しかったんだけど・・・フレンチーもワタシもMinも、“これは、オーバークック(調理しすぎ)だ!”と文句ではないのですが・・・“こんなこと、前はなかったのになあ・・・”とちょっと残念がっていました。でも、ロブスターの肉が調理しすぎて硬いの!中華は火の入れ具合が大事だからね。ロブスターは調理しすぎて肉が硬くなるとダメなのだ!でも、味は美味しいので、平らげましたけど・・・残念じゃ・・・
精進野菜の炒め物。英語でSuperior Buddhist Feast。
レタスラップ
この辺まで来ると、私達食いしん坊3人は(Minのお母さんは、お上品だから、何もおっしゃいませんよ~)、
「このレタスラップ、前より量が少ないぞ!」
「精進野菜の炒め物も野菜の割合が少ないっ!」
「ちょっと、塩味がキツくないけ~?」
食いしん坊3人で話し合った結果、
シェフが変わったに違いないっ!
私達、よく、この中華レストランを利用しているので分かるのだっ!
ワタシの大好物の福州チャーハン。(写真の映りが悪くてスイマセン!)
シーフードのソースがチャーハンの上からかかっているやつなんだけど・・・
違うっ・・・・!
いつもの福州チャーハンと違うっ!
前にオーダーしたときは、海老とか帆立とか大きいのがまるっぽ、豪勢に入っていたのに・・・
今回のは、小さく刻んであるっ!
ちょっと、ガッカリ・・・
テンションは下がり・・・
最後のバーベキュー・ダック(鴨)が来ました。
これは、皮がパリパリしていて、味も良かったし、合格。
それにしても、他のが、前よりも明らかに質と量が落ちていてショック・・・。
クリスマスで、レストランも大忙しだったからか・・・
でも、そんな言い訳は通用しまへん!
また、1ヵ月後くらいに、偵察に行ってきます。それでも、同じ調子なら、
「シェフ、変えただろ?」
と聞こうと思います。
中国の人たちは正直だし、こういう食べ物や味覚や量の事は敏感だから、もう、すでに誰かがつっこんでくれていると思うけどね~。
前のほうが明らかにおいしかった・・・。
だから、シェフは一番だいじなのよ!
アジアだと、シェフのほうが位的にも上ですが、ここ、カナダでは低くあしらわれてるんですよ~。ホテルのエグゼクティブの中でも、シェフはfood and beverageのディレクターより下なんです・・・。いかに、食べ物が人々の中に浸透していないのがわかりますよね~。食べ物に対する価値観がアジアとは明らかに違うと思います。
アジア人やヨーロッパ人は、
”Live to eat” 食べるために生きている。
でも
北米人は
全員が全員そうじゃないけど、だいたいの人は
“Eat to Live” 生きるために食べる。
この、違い、分かりますかぁ~?
Live to eatは、食べることを喜びとして、人生の幸福としていますが
Eat to liveは、生きるために、なんでもいいから口に入れておくというわけです。貧しい人も多いから、しょうがないんだけど・・・。
でも、お客さんを舐めちゃいけない!
カナダのお客さんでも、美味しいものは知っているのですよね~。
美味しいところは、生き残ってるし、
不味い商売をしているところはいずれ消えてます。
皆が皆、そうじゃないけど、マジョリティー(大多数)の人は、まだ、Live to eatですが、徐々にですがバンクーバーの食に対する価値も上がってきてると思います。
もっと、みんなに、食べる喜びを分かって欲しいな~。
美味しいものを食べるって、幸せなことよ~。
豪華なものじゃなくてもいいんだよ~!
Fumi