Persian New Year Tasting Menu
2011年 04月 04日
レストランの名前は「The Apron」
ここのシェフはとても才能のある方で、過去にもインターナショナルのレベルのコンペティションにもよく出場されていました。料理の勉強にもとても熱心で、あの料理にかける情熱の熱さには見習わないといけないと思います。
今までからずっと彼のテイスティング・ディナーに行きたかったのですが・・・ずいぶん前に一回行って、サービスの悪さに飽きれて、そのままになっていました。
今回は彼の祖国のお料理でもあるペルシャ料理のコース料理なので、ぜひとも食べてみたいと思い行ってきました。
Abedough Kiar
ヨーグルトのドーム状のアイスの中に、カーボネイトされたきゅうりの液が入っていました。
ミントの味が効いていて、とてもリフレッシュな一品でございました。
Gaote
パンを刻んだものにナッツやら、ハーブを混ぜて作ったもの。
これも、素朴な中にも味わい深いものでした。
Salad-e Olivieh
ポーチした鶏肉のサラダ、ポテトやオリーブが入ってます。
パプリカも添えて。
Kookoo Sabzi
サーモンとオレンジのフォーム
サーモンの食感が何ともいえないお味でした。
Mirza Ghasemi
セーブル・フィッシュ(銀たら)と蛸
これも美味しゅうござしました~!
Fesenjan
鴨料理
オレンジやポムグラネット(ざくろ)の味が効いた一品でした。
Ghormeh Sabzi
ラムのブリゼとラムのグリエしたのが美味しかった。
ラムとガーリックってやっぱり合うわ~。
Faloodeh
「甘い麺なんか食べたくない!」なんて言ってしまったワタシですが・・・
これがメチャうま!ローズウォーターの味がほのかにして、とても美味しかったです。
ペルシャではストリート・フードらしい。
Bagh-lava with Akbar Mashdi Ice Cream
あまり甘くなくて食べやすかったけど・・・もうちょっと中東らしくハニーやオリーブオイルが効いた甘いデザートでも良かったかな~とわがままなことを思うワタシでした。でも、ここのレストランはパティシエさんがいないので、よく頑張ってます。
ここのシェフはとても才能のある人で、今晩食べたお料理は見た目だけでなく、お味も確かなもの。ミシュランのレストランとも十分に張り合えると思いました。バンクーバーにはもったいない彼の才能・・・。カナダではトロント辺りに行かないと彼の才能は一般人から感謝されないと思います。でも、バンクーバーのフーディー(食べるのが好きな人たち)の中ではこのレストランはとても有名なんですよ。皆さんも是非、お試しください。彼のテイスティング・メニューは一押しです!
Fumi