Diva@the Met
2010年 12月 06日
1週間があっという間に去ってしまいましたー
前にも書きましたが・・・今年のクリスマスは、諸事情により(大部分は勤務態度)、9月に雇った娘っ子を解雇したため
猫師匠とT子丼と3人で綱渡りとなりました。
普通、クリスマスの時期は4人プラス野郎達のヘルプももらっているので、キツイと言えばキツイのですが・・・あの一言を聞いたからには拙者、このまま生かせておくわけにはいきませんでしたわっ!
問答無用!
T子丼は、そのやり取りを一部始終見ていたので、
「ワタシがFumiさん、同じ決断をしたよ。これでよかったのよ!」
と言ってくれて・・・
もう、二人分も三人分も働く覚悟ができましたわっ!
人を首にするのは楽しくもなんともありません。でも、どんな状況でも、許しては置けないAttitude(態度)というものがあります。チームのペースや和を乱されたら、それこそクリスマスを乗り越えるのは、また、違った意味で難しかったでしょう。だから、体力的には大変になりますが、うちのお父さんとお母さんが丈夫に育ててくれたので、体力と逆境だけは男勝り!ちょっとやそっとで倒れるワタシではありませんわっ!
でも、忙しくしてると、逆に頭が冴えてくるんだよね~♪
気を張ってるからかな
大変だけど、楽しくって仕方がないっすよ~
ところで・・・
前置きが長くなりましたが・・・
先週の月曜日、久しぶりにDiva@the MetへフレンチーとT子丼と3人で行ってきました~
実は、うちのシェフが12月半ばで辞めることになり・・・
新しいシェフが、昔、Divaで働いていたので、Divaのことをよく知っているDivaでは古株のKさんにちょっとどんなシェフだったか情報を得るために食事も兼ねて行きました(T子丼も5年くらい前にDivaで働いてました。でも、新しくシェフになる人とは働いてないの)。
とにかく、情報収集の前は腹を満たさないと
プリフィックスを頼みました。
アペタイザー、メインコース、デザートの3コースで28ドル!
味に間違いは無いので、お得感はかなりのものです
最後に行ったのが約1年前・・・(そのときの記事はこちら)
このときのレストラン・シェフはちょっと料理フリークっぽい英国人でした。(ワタクシ、こういう職人肌の人大好き密かにファンだったのだー)
でも、お皿の上での表現はとても芸術的で、お味もで好きでしたが・・・
今年に入ってから、Executive Chef(総料理長)が替わって、彼はDivaを去っていったのでした
それからはあまり行く機会が無く、先週まで伸びていたの~。
まずは
アミューズ・ブッシュ
ランチでもアミューズを出すのね~
サーモンのタルタルっぽいの。カリッとした薄切りのバゲットの上にサーモンタルタルを乗せて食べます!美味しい~っ
パン
Ahi Tuna Tataki, Crispy Soybeans, Salmon Caviar, Citrus dressing
マグロのたたきとイクラ。とってもシンプル~。
「たたき」って日本語、もう、英語化してますね~。ちょっと、誇りに思ってしまうのはワタシだけ?食べ物が英語化するなんて、フランス語と日本語しかないよ~。
Turducken
その名のとおり、チキン、ダックをターキーで巻いてローストしてあります。
綺麗に巻けてて、ロースと加減も完璧!とても美味しい一品でした!
お皿の盛り方も、「侘び錆」っぽくて、お皿の下のほうにだけ料理が盛り付けてあるという変わった盛り方。この、侘び錆、日本の心やね~。素晴らしい。
Pumpkin pie, Eggnog Panna Cotta, Vanilla chantilly cream
おおっ!前よりも努力の色が見受けられるっ!
前はいつ行っても、クリーム・ブリュレーばっかりだったからね~。
お客さん、クリーム・ブルレーが好きな人が多いのは分かるけど・・・。
エッグノッグ・パンナコッタ、結構、美味しかったよ~。
あいにくこの日はシェフのQさんもパティシエのMさんもお休みで、お喋るすることができませんでした。
今度は、月曜以外の平日に行きたいな~と思いました。
Divaのプリフィックス、内容を考えるとかなりお得感があります。
機会があったら、行ってみてくださいね~
Fumi