Pacific Rim Hotel へ行ってきました。
2010年 02月 28日
と言っても、今から2週間くらい前だけどね・・・。
オリンピック開会の数日前にやっとオープンにこぎつけたみたいです。
ここのオーナー、シャングリラ・ホテルのオーナーもしてるみたいで、とにかくべらぼうに大金持ちらしい。なので、すべてにおいて、ハイクオリティーなものを求めているらしく、一流を目指してるみたい。ここのシェフもBocuse D’or っていう2年に一回フランスのリヨンで行われる世界最高峰の料理のコンペティションにも昨年出場したかなり腕のいいシェフ。そして、ここのパティシエは、ワタシのお友達のAです!彼、ドラえもんみたいな顔でやさしくて、でも、すごい頑張り屋さんなんだよ~。彼がCulinary Team Canadaにいたとき、サポートメンバーとして一緒に働かせてもらいました。私がCulinary Team Buritish Columbiaにいるときは、経験の浅い私を裏でサポートしてくれた、そんな仲です。
早速、カフェをチェック。同業者が何をしてるか、見ないわけには行きませんだー。
んーっ。もっと、こったもんを作ってると思ったけど・・・「北米式のデッカイケーキ」というのが印象。
パンも売ってます。
あげパンみたいなのを売ってた。
早速、ケーキを買って、フレンチーと試食。
モカとキャラメルのムースケーキ。この味の組み合わせ・・・見覚えが・・・ワタシがコンペティションで作ったのと同じじゃーん!んーっ。でも、これ、かなり濃厚だった・・・。ワタシ的にムースはふんわり軽くないと・・・。
それにしても、シンプルな飾り気のないケーキたち。それはそれでいいけど、冒険ないな~。Aはもっと才能あるのにどうしたんだろ?やっぱ、大企業だから、上の人の言うことを聞かないといけないのか・・・。ワタシなら、もっと吠えるのにな~。
「わらわはこんなの作りたくないっ!自分が食べたいと思うものをお客さんに提供したいのじゃ!」
と徹底的に戦うだろうな~。
ワタシの考えと会社の考えが一致しなければ、
バイバーイ
ワタシは食の表現者だと思っておりますから、ハイ。
あーいかんいかん。また、自分の事じゃないのに、勝手に熱くなり始めた・・・。
でも、オープン仕立てだから、てんやわんやしてるんだろうね。もう少ししたら、Thomas Haasレベルのもっと凄いのを出してくれるのを期待してます!Aならできるっ!
さてさて、話がそれてしまいましたが・・・
ホテルの入り口に知った顔が・・・
パトリックだー!
もともとマリオット・ピナクルでベルマンをしてたの。なんと彼、バンクーバーでナンバーワン・ベルマン!だから、ヘッドハンティングにあって、今はここFairmont Pacific Rimではたらいてまーす!元気そうでなにより!とっとも優しく、気遣いがきくすばらしい人です!
忙しいのに、中まで連れて行ってくれて、ホテルを案内してくれました。
「レストランに来た」
というと、レストランまで案内してくれて、レストランの入り口にある、最新式のコンピューターで見るメニュー画面の使い方を教えてくれました。
でも、この日はオリンピックの関係者の貸切で、レストランで食事はできませんでした。なので、ラウンジでランチを。
チキン・サンドイッチだったかな。
うひゃ~。ポーション、小さいーっ!こんなの、お子様ランチより小さいじゃん!後でおなかが減るよ~。Medina Cafeもそうでしたが、最近のトレンドなのでしょうか・・・量の少ない食事というのは・・・。味はおいしかったけどね。
ホテルの中はこんな感じ。
ランチのメニューを見る限り、色々なアジアの料理が多いですね。ナシゴレンとかもあったし。オリンピックの後で試してみたいと思います。楽しみだな~。
Fumi