バンクーバーに移住してかれこれ14年。ひょんなことから、パティシエになりました。日々のできごと、料理、もちろん、スィーツの紹介。


by ralamartin
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

<   2012年 11月 ( 1 )   > この月の画像一覧

いただきます

こんにちは~

一つ前のブログの日付を見たら、あらまあ、10月30日ではありませんか!

今日が17日なので、あれから2週間ちょっと。

レストランのほうに回されて、新しいメニューを作らないといけないので、それのアイデアをまず考えて、シェフのハフ王とミーティングをして、アイデアを交換し合って決めていきます。
やっぱり、議論とかにもなるので、意外と時間がかかります。
それで何日か費やして、今度はシラバスというこの料理にはどういう材料が入っているかとかという情報をサーバーと、あと一緒に働くコックさんのために書類にしていかないといといけません。
それも、時間を要します。
そして、最終的に全てが決まって、仕込みを始めていきます。

それだけが仕事だったら大したことないんだけど、やっぱり、何かしら毎日急な仕事が入ったり、スペシャルを作らないといけなかったり、はたまた普通受け付けない20人の予約が誰かのミスで当日に知らされたりとか、金曜日はレストランでスペシャル・イベントがあって、『ビュッフェ・スタイルでやらないといけないから。メニューはコレだ。』という知らせを3日前に聞くなど、まあ、なんだか色々やることが急にきます。

歳をとったからか、コンペティションでもまれたからか、はたまたハフ王のスパルタにもまれてるからか、そんなことではビックリしなくなりましたが、とにかく059.gif時間が無い059.gif

休みの日も返上してやらないといけない仕事とかもあるので、最低週に1回は書きたいブログもままならないのですー。040.gif007.gif040.gif

でも、気長にブログは続けていきたいと思いますー。041.gif

ニューヨーク旅行記も書かないといけないしね~060.gif

ああ~宝くじで065.gif50ミリオンドル(50億円)065.gif当たって、家族や友達とシェアーした後、残りのお金でニューヨークで暮らして、世界の美味しいレストランを食べまわりたい~043.gif070.gif043.gif


今週も豚丸一頭が来ました004.gif

今回はGちゃんという私のレストランの野菜担当の子が003.gif『豚、さばいてみたい!』と進んでやると言ったので、お任せいたしました。

でも、これからも毎週か2週間に一回は豚がくるので、私がやっぱりやらされる羽目になると思うので、ブッチャリングもそのうち、肉屋のおっさんみたいにガンガンやってるんだろうな~。

ますます父が望む女性らしさからかけ離れていきます・・・。

豚丸一頭さばいてるところをみたら、お父さんは眉間にしわを寄せて変な顔を、お母さんは気絶するかもしれません。

でもね~、レストランに移って以来、生き物を携わってるわけですが、ホントに、毎回思うのは、食べ物を無駄にしてはいけないということです。

豚もそうですが、ロブスターとか生きてるところを頭を取って胴体と腕に分けてサッとクッキングして、身の部分をとる仕込みをするのですが、頭を取って腕をとってもやっぱりまだロブスターは動いてる。
お湯に入れる直前まで。
私はそれを見て、料理をするのですが、食べ物として扱っていますが、やはり心が痛まないわけでもありません。
でも、美味しい料理を食べるにはフレッシュじゃないといけないので、死んだロブスターを使うわけにもいけません。
お魚もそう。
やっぱり、生きている間に何らかの形でしめないといけないので、肉だろうが魚だろうがロブスターだろうが同じ経過なんです。
それを思うと人間というのは、罪な生き物だなと思うんです。
動物の犠牲なくしては生きていけません。
018.gif『野菜があるじゃん、ベジタリアンになれば?』
っていうと、やっぱり、そういうわけにはいきません。
それがポイントじゃないと思うんです。
ポイントはやっぱり
もっと考えながら食べろ
というところにある思うんです。
動物や魚の犠牲のことを考えるのはもちろん、それを育てている農家の人たちだとか、それを調理している私たちみたいなシェフやコックやプロではありませんが主婦達パッション努力
レストランや食卓で食べるとき、そこまで考えませんよね。
私たちの目の前にある一皿はそういうものの集結なんです。
凄いことだとは思いませんか?

昨日、職場のマルコメ君ことM君とフォアグラ・トーション(Foie Gra Torchon)を作りました。
作ったことが無かったので、味付けは私がして彼が締め方を見せてくれたのですが、チーズ布でチューブ状にした後、紐で両端を縛るのですが、この作業がマルコメ君みたいな力のある男の人でも、全身の力を振り絞って縛らないとできないんです。
これもかなりの労力がいるんです。
お皿の上では美しく美味しいものも、フォアグラ用の鴨から始まり、その栽培者、そしてそれをさばく人、そして調理人のパッションにつながり、お皿にのるんです。
だから、ホントに、皆さんには大切に無駄なく食べてもらいたいんです。
作り手の私たちも、技術がないとやはり食べ物を無駄にしてしまうことになるので、やはり、日々、努力をして、そういう食材を最高の状態でお客様に提供していかないといけないという使命を毎日感じてます。
だから、もっと本を読んで、勉強しないとな~と思います。

なんだか、説教臭くなりましたね~ははは~

とにかく、べ物は無駄にしてはいけません

033.gifラスベガスのビュッフェ、大反対!033.gif

日本語の

いただきます
という言葉はなんて美しいんだろうと思います。

この感謝の言葉は、私が↑上で言った全てに当てはまります。

なんとなく、ありきたりに言うのではなくて、色々な過程に感謝の意を込めて食べる前には言たい言葉です。


Fumi
[PR]
by ralamartin | 2012-11-18 02:26