バンクーバーに移住してかれこれ14年。ひょんなことから、パティシエになりました。日々のできごと、料理、もちろん、スィーツの紹介。


by ralamartin
カレンダー

<   2009年 09月 ( 33 )   > この月の画像一覧

数日前、Gourmet Warehouse(1340 E Hasting Street Vancouver:クリックしていただけると、そのままリンクしまっす!)へ行きました。もうすぐ、フロリダへスキルアップの学校へ行くので、黒のユニフォームを買いに行こうと思い、疲れているフレンチーにダダをこねて(ごめんね~)、連れて行ってもらいました。
a0136808_1321194.jpg

Hasting Street とClark Drのところにあります。Fujiyaさんの近くですね~。外から、お店を見ると・・・
a0136808_1324127.jpg

なかなか、色々おもしろそうなものがありそうなかんじでっす・・・。中へ入ると、ホントに色々なものがあり、品揃えの豊富さにビックリ!前にも来たことがあったのですが、仕事前だったのと、フレンチーが急かすので、ゆっくり見て回ることができず・・・あまり、印象がなかった私・・・。今回は、フレンチーに車の中でおとなしくクロスワード・パズルをさせて彼の気を紛らわせ、私は一人で心置きなく、お店の中を回ってきました~!店の中はこんな感じダス。

Le Creusetのお鍋達。色がカラフルで~~~ヨーロッパっぽいざんすよねぇ。
a0136808_13291331.jpg


Kusmi Tea。あるロシア人(Pavel Michailovitch Kousmichoff)がぺテルスブルグで創業し、革命により祖国を離れ亡命先のフランスはパリで再創業した会社のお茶です。デザインが、ロシアっぽいっすね~。
a0136808_13324429.jpg

品揃え、豊富ですな~。
a0136808_13431111.jpg

おもしろそうな、ホットソースを発見。Whoop Ass Hot Sauce。ちなみにWhoopの日本語訳は、叫び声、喚声(わーっ、うわっ 等)の意味。Ass はお尻。ソースの名前の意味は・・・ご想像にお任せしますねっ038.gif

a0136808_13554788.jpg

タルト型や・・・
a0136808_1356813.jpg

ケーキの型や・・・
a0136808_13563546.jpg

ケーキスタンドや・・・
a0136808_13564824.jpg

ムースケーキ用のセルクルやら・・・
a0136808_13571069.jpg


写真では撮りきれませんでしたが・・・ちょっとおしゃれな食料品から専門的なものまで、品揃えはホントに豊富です。Urban Fairに行けば、そういうものは手に入りますが・・・多分、ここの方がお値段は安いと思います。ここのオーナーのカレン・マックシェリーさんは、元シェフをされていたので、商売以上の何かがあるのかもしれませんね。

で、私が買ったものは・・・自分で焼く冷凍のチョコレートクロワッサンと、パッパデレパスタと、Kusmiのお茶です。
a0136808_1461251.jpg


Kusmiのお茶、“Anastasia"と言う名のお茶で・・・・アールグレーとレモンとオレンジブラッサムです。おいしかったら、また、実家の母に買おうと思います。
a0136808_1492263.jpg


***うちの姫と若***

シンクロナイズド睡眠(?)な若、マーティンの美脚!(殿方のシンクロは見たくねえ~!)
a0136808_14151331.jpg


姫の肉球
a0136808_1417110.jpg

黒猫ちゃんだと、肉球までも黒いのかしら・・・。

若の肉球
a0136808_1418137.jpg


お休みなさ~い!

Fumi
[PR]
by ralamartin | 2009-09-30 14:24 | ショッピング

私の事 13

私は、人から時間を無駄にされるのが一番キライ。短気な私ですが、大体、チャンスは2回は与える。“Three strikes, you are out.”でござんす。I は私の中では、失格。もーええ。話のできひんもんに、何回も言わん。そんな忍耐ないねん、私。

I との、この、Apprenticeship Programの件と同時進行で、私はある悩みがあったのでした。それは・・・以前にも問題になった、Mからのいじめ(というか・・・嫌がらせか・・・)でした。私としては、終わったことだったのですが・・・こういうのって、男の人の方がネチネチ恨みを持ってたりしますよね~。またまた、嫌味を言われたり、インネンつけられたり、私の作ったものにイチャモンをつけられたり、皿を投げられたり(顔にじゃないですよ~、ポンと私の前に投げて、お客さんはお前の作ったものが好きじゃなかったとかそんな感じですね)、私がちょっとした失敗をすると揚げ足をとられたりしました。今、誰かにそんなことをされてもなんとも思わないのですが・・・その頃は、アタクシ、若かったですし・・・か弱き日本の大和撫子(?ホンマか)でしたので・・・、そして毎日の12時間労働の疲労で、精神的にも弱っていたと思います。なんか、悲しくて悲しくて、トイレで泣いてましたね~。Mと話し合おうとアプローチをかけても、相手にもされず・・・相当、何ヶ月か前に私に怒鳴られたことに対して、虫の居所が悪かったらしく・・・私をやりこめてやる~~~~っ!とでも思っていたのでしょうか・・・相当、チクチクと意地悪をされましたダス。アタクシ、日本で航空会社におりましたので、お姉様方の意地悪には慣れっこだったのですが・・・はっきり言って、オナゴの意地悪の方がさっぱりしてますざんす。男の嫉妬や意地悪はもっとネチ~~~ッコイ!歳をとる毎に痛感しますぁ。今は、“そんなん、受けてたったる!”なんですけど、その頃は、体も心もボロボロ。I も私の夢や目標に協力的でもなければ、理解さえもしていない。Mにはあほらしいことで、いびられるし・・・解決をしようとしても本人が無視する・・・。はっきり言って、行き詰まりでした。こうなったら、HR(Human Resources: 人事)に相談しようと思い、私はこの問題をHRに委ねました。Mental Harassment(精神的嫌がらせ)とBully(いじめ)として。HRのマネージャーからお呼びがかかり、事情聴衆みたいなことが行われました。私は、結構、冷静に、何月何日にこういうことをされたとか、こういうことを言われたとか事細かにそのマネージャーに言いました。そしたら、“じゃあ、Mとも面談して、また、こちらから連絡するわね。”と言われ、その日は終わりました。それから2日後くらいに、また、HRのマネージャーからお呼びがかかり・・・私の責任者のシェフのI とHRにいきました。そしてマネージャーが言うには・・・“Fumi, Mと話したんだけど、彼はそんな深い意味はないって言ってるの。傷つけたつもりはないって。FumiのMisunderstanding (誤解)だって言ってる。だから、その誤解をお互いに理解しあうために、私とシェフとMとあなたと4人で話し合わない?”と言われました。私は“彼は嘘を言っている、彼はわざと、わかって、私を精神的に追い込んでいる。”と主張し続けましたが、あちらは会社人間。臭いものには蓋をしたいのは、途中から分かってきました。なので、私は途中から、“もう、ええわ。知らん。こいつらと話とっても、埒(らち)があかん。時間の無駄や。”と思い始め・・・途中から、もうあっちが私をなだめたり、説得したりしている言葉を聞いてませんでした。もう、腹は決まってました。ハイ、“拙者、このホテルを去る。サラバじゃ!”と。その夜、仕事を終え、帰宅し、速攻 辞表を書きました。長~~いのを。シェフI宛に。アプレンティスシップ プログラムの件のことや、Mとのトラブルで、自分のスタッフ(私)を守りきれなかったことなど。翌日それを、シェフI に渡しました。それを読んでいたIの顔、今でも覚えてます。それを読んだあと、I が、“まるで、オレのせいで君が辞めるように聞こえるじゃないか!”と怒ってました。でも、その時の私は気持ちは固まってましたので、“私はそんなつもりは無いですが、ただ、事実を書いただけです。あなたがそう思うならそれでもいいでしょう。私には、私の未来があります。ここでは、私の夢や目標には近づけないので、いても意味がないと思いました。”と言いました。I は、次の職場はあるのか聞いてきました。私は、“まだ、探してないですが、ちゃんとしたトレーニングのあるアプレンティスを受け入れてくれるところを自分で探します。”と言いました。Iはバツが悪そうでしたが、私の意志が強いのが分かったようで、“OK”と言いました。Reference Letterを書いてもらえないかと聞きましたが、“Fairmontの規則で、6ヶ月以上一緒に働いていない君には、Reference Letterは書けないんだ。”と悪びることもなく、シャーシャーと言いました。私は私で、プライドが高い負けず嫌い女なので、“あっ、そーすっかー。いいっすよー。前のシェフに頼むから。スーシェフのジェーソンにも頼みますから。”と、悲しそうな表情ひとつもせず言ってやりました。

2週間のNoticeを出しました。しかし・・・どんくさいI は、なかなか私の後釜を見つけることができず・・・“Fumi, 辞めるのもう1週間、延ばしてくれるかなあ。”と聞いてきました。別に、次の仕事が決まっていたわけではないので、“いいっすよ。(ホントは嫌だけど)”と引き受けました。

Fairmontに辞表を出してから、私はある人にお礼を言いに行かないといけないなぁという人がいました。ハイ、それは、前のFairmontのシェフ、シェフ・ロングです。学校出たての経験が全く無い私なんかを、あんな立派なホテルに雇ってくれて、その頃の夫、D共々、すごく彼には感謝をしていたのです。せっかく、あんないいところに雇ってくれたのに、今回、自分勝手な理由で辞めることになり・・・ということでそのお侘びと報告も兼ねて、彼が新しく勤めているところへ行こうと思い、前にニールと彼と彼の奥さんとアイリッシュ・パブに行ったときにもらった名刺のところへ電話をしました。(めずらしく、名刺を失くしていなかった・・・)電話をすると、とても喜んでくれて、いつでも来てもいいと言われたので、差し入れのGuiness Beerを持って、彼の職場を訪れました。そこで、“あの時は、こんな学校上がりの役立たずな私を雇ってくれて、ありがとうございました。シェフ・ロングが私を雇ってくれなかったら、私とDの生活は大変だったと思います。本当に感謝してます。でも、今月で辞めることにしました。理由は、アプレンティスシップ プログラムを受け入れている職場を探すためです。Fairmontはハッキリしないので、自分で探そうと思いまして・・・。そういうことで、あのときに私を雇ってもらってありがとうございましたということをもう一度ちゃんと言いたかったのと、Fairmontを辞める報告に来ました。”と言いました。シェフ・ロングに“次の仕事は決まってるのか?”と聞かれ、“それが、まだ、決まってないんですけどねぇ~。でも、いいんです、ゆっくり、ちゃんとしたところを探します。Divaとか、Sutton Placeとか、Four Seasons とか、Pan Pacific とか、とにかく妥協をせずにがんばりまっす!”と言いました。それから、仕事に行きました。何日かたって、ある日、留守電にメッセージが・・・。Dからかな~と思って聞いたら、シェフ・ロングからのメッセージでした。なんだろ?と思って聞いてみると、“Fumi!また、俺と一緒に働きたいか?電話をくれ!”と・・・・。マジでぇ~!またもや、仕事のチャンスをそんなに簡単にくれるの???
つづく・・・
キッチンの仲間と。夜のシフトの人達と・・・
a0136808_14133118.jpg

サーバー達と
a0136808_14135433.jpg

[PR]
by ralamartin | 2009-09-29 14:27 | 私の事
私の毎週土曜日のO・TA・NO・SHI・MI・・・は・・・これっ!ジャっジャじゃぁ~ん!

a0136808_1236861.jpg


Congee(中華粥)でっす!職場のT子どんが、毎週土曜日のランチに、家族でこのおいしい中華粥を売っている、Congee Noodle House(141 Broadway East Vanouver)に行かれるので、ついでに私の分も買ってきてくれるのです011.gif 大体が、私の好きな牡蠣の中華粥か、グイダック(ミル貝)のか、シーフードのかなんですが・・・今日のは、Seabass(スズキ)のでした。スプーンですくってみると・・・こんな感じ・・・

a0136808_1242585.jpg


Seabassが白いので見難いですが・・・しっかり炒られたピーナッツと香菜とSeabassの愛称が絶妙!おいしかった~。職場のチャイニーズ系の同僚が言うには、Congeeは北米での呼び方だそうで・・・中国に行って頼んでも通じないとか・・・でも、中華粥って、あるじゃんねぇ~。もう一回聞いてみよっ。

***今日のうちの箱入り娘と息子***

マーティンは、相変わらず、家中をパトロールしてます。いつも窓際に行って、外をこんなふうにチェックしてます。
a0136808_1249184.jpg


“窓を開けて!”とせがまれるのですが・・・寒くなってきたのでできないというと・・・不服そうな顔をします。
a0136808_12505820.jpg

それで、窓を少しだけ開けると、その少しの隙間に鼻をつけて、嬉しそうにグルグル言ってます。やっぱり、元野良ですからねぇ~、血が騒ぐのかねぇ~。

ラムちゃんは、おとなしく・・・何かを眺めております・・・
a0136808_1254364.jpg


そして、私が、Fujiyaさんから借りてきたビデオ、“カンブリア宮殿”を見てると、一緒にソファーに座って、真剣に見てます・・・。“ビジネスの第一線にいる人は、いいこと言うニャ~。” “村上のリュウさんも、なかなか良いところをツイとるわニャ~。”

a0136808_1256329.jpg


Fumi
[PR]
by ralamartin | 2009-09-28 12:59 | レストラン バンクーバー

私の事 12

シェフ・ロングが急にホテルを去り・・・これから、どうなるの???と思いつつ・・・スーシェフのシェーンが、シェフ・ロングのユニフォームをどこからか持ってきて、“皆で、ここにサインしようぜー!彼へのプレゼントにするんだ!”と。 皆で、マジックで、シェフ・ロングへ一言メッセージと自分のサインを書きました。本当に、正義感の強い、そしていつでも自分のスタッフを守る方だったので、私たちもみんな、彼を慕っていたんだと思います。   で、“みんなで、さよならパーティーするから、ホリデーインの向かいのパブに飲みに行こう!”ということになりました。パブを貸切にしたわけではなかったのですが・・・・みんな態度がでかいから・・・自分の家のようにするのよねぇ~。私はその日、朝の3時まで働いていたので、超ー寝不足・・・ギネスを4パイント飲んだあたりから・・・かなりできあがってしまってました・・・(その日は合計7パイント飲んでしまった・・・)
a0136808_1248727.jpg

ドリンキング・ハットまで出てきて・・・アタクシ、ジェーソンに装着しております・・・・
a0136808_12502431.jpg

この帽子は、この日のヒットとなり、みんなで廻し、かぶり、飲みました。
a0136808_12532962.jpg
a0136808_12534777.jpg
a0136808_125426.jpg
a0136808_12564733.jpg

うわぁ~。結構、酔っ払ってる・・・私・・・。寝不足と飲みすぎで、目が充血してるよ~。化粧もとれまくり・・・。でも、この時、意識はぜんぜんあったし、酔いつぶれてましぇん!(←自慢にならないよ!)どー見ても、酔っ払いの女(このときは、まだ、27歳・・・)。シェフ・ロングが職場からいなくなったのは、私たちにとっては、悲しいことでしたが、改めてみんなの絆を確かめ合った(?)日であり・・・超ーーー楽しいひと時を過ごしたのでした~!(今日、久しぶりに写真を見たが・・・皆、若い~!今でも親交があるので、改めて歳をとったなと思い知らされたオバンなワタシ・・・!)

ホテルは、次の総料理長を探していて、その方が来るまでは、スーシェフのジェーソンがその代役を務めたのでした。もう一人のスーシェフのシェ―ンは、Fairmont San Franciscoのバンケット・スーシェフの仕事をその1ヶ月前にゲットしており・・・あのさよならパーティーの飲み会の数日後、サンフランシスコへ旅立ちました。なので、シェフも、もう一人のスーシェフもいないホテルで、ジェーソンは指揮をとっていたのでした。私と同い年(当時27歳)なのに、しっかりと仕事をこなしていました。すごいな~と思っていたのを覚えています。
そんな状態が1ヶ月過ぎ・・・シェーンの後釜のスーシェフが来ました。すごいデブ(ゴメン!二ール!)の人で、ニールという名の人でした。彼は、まだ、シェフ・ロングがいた頃に、このスーシェフの仕事をゲットしていたので、シェフ・ロングがいなくなったことに、ちょっと戸惑っている感じでした。でも、ニールとシェフ・ロングはPan Pacific Hotelにいた頃からの知り合いなので、いろいろな事情を分かっていたのでしょう・・・。二ールはスイスで修行を積んでいた人で、私の感性とか情熱とかわかってくれた人なので、すぐに意気投合しました。クッキングのテクニックを色々教えてくれたし、スイスでの経験とかも色々話してくれて、楽しかったのを覚えています。“Fumi, 今度の水曜日、お前、休みだろ?デーブ(シェフ・ロングの名前)とブルック(シェフ・ロングの奥さん)とIrish Heatherに飲みに行くけど、来るか?”と言われて、飲みに行くと聞けば断らない ア・タ・ク・シ! もちろん、行きましたよ。で、パブに着いて、久しぶりに、シェフ・ロングとブルックと会い、ギネスを飲み交わしたのでした。(さよならパーティーの時のようには、羽目をはずしてましぇんよ)その時に、“今、働いている職場。よかったら、また、遊びにおいで!”と名刺をくれました。その時は、普通に“ありがとうございま~す!”って、もらって、財布に入れておいただけなのですが・・・この行為が、また、私の人生の転機にまたまた一役かっているのダス・・・。

それから、1ヶ月くらい経ち・・・新いシェフがうちのホテルに来ました。彼の名はI。何でも、ここのホテルに来る前は、ビクトリアにあるエンプレス・ホテルのExecutive Sous chefをしていました。その前は、Pan Pacific Hotelやイギリスの超ー有名なレストラン(Mosimann)で働いていたり、はたまた、Culinary Olympic のTeam BCのメンバーと、彼の履歴は、それはそれは、すんばらしいものでした。初めて来られた日、シェフ・オフィスに挨拶にいきました。物静かな人だな~という印象。そして、若いな・・・多分、私よりも、多分、5歳か6歳くらい年上って感じでした。噂によると、彼とシェフ・ロングは、私たちのホテルがオープニングされる前のシェフ・選考会で、最終の2人だったのですが・・・・ホテルはシェフ・ロングを新しいホテルのシェフとして選び・・・かくして、I は落とされたのでした・・・。シェフ・ロングはよそ者(Panpacific Hotel)だったので、身内の自分はFairmontの傘下にあるエンプレスで何年もExecutive Sous Chefをしていたので、まさか自分が落とされるとは思っていなかったらしく・・・大憤慨していたようです・・・(しょうがないじゃんね~その器がなかったんだもん!おっと・・・失礼・・・)。で、I にとっては、二度目の正直で、やっと、Fairmont Vancouver Airport Hotelのシェフに就任したのでした。最初の頃は、物静かなシェフだなという印象でしたが・・・日が経つに連れてだんだんボロがでてきました・・・。例えば・・・ホテルの宴会場で、Wine Tasting Dinner があったのですが・・・その日は、レストランもラウンジも忙しく・・・みんな一生懸命に仕事をしていて、他の事をする余裕が無く・・・みんな、自分の持ち場で精一杯でした。Wine Tasting Dinnerは、たぶん、40人くらいのお客様で、シェフとスーシェフ3人で十分に賄える仕事でした。今でも覚えてますが、メインコースの仔牛をシェフがオーブンに入れてタイマーもせず、どこかへ行ってしまいました。皆、シェフが焼き具合を見ているだろうと思っていたのですが・・・だって、彼、誰にも何も言わずにどこかへ行ってしまいましたから・・・一言も言わず・・・で、突然、キッチンに来てオーブンをあけて、“なんで、オレの仔牛を見ていなかったんだ!Over-cookじゃないか!どうするんだ!これは、今晩のワイン・ディナー用なんだぞ!”と、私の先輩のコックさん達に怒鳴ってるではないですか!自分が Screwed-up(失敗)したくせに、下のもののせいにする・・・みんな唖然としてました。先輩コックのTは、それから1週間後、“こんなシェフとは、やってられねぇ。オレは他のホテルからオファーがある。そこへ行くよ。アディオス!”と辞めていきました。それから、何人か同じように辞めていきました。“みんな、辞めていく!なんか、寂しいよ~!”と洩らしてたら、他の先輩コックさんが、“シェフが変わると、よくあることなんだよ。”と優しく教えてくれました。でも、先輩のTには、いろいろお世話になったし、“お前には、もっと色々教えてやる。”と熱く語ってくれたのに・・・あっけなく辞めて行き・・・・悲しかった・・・でも、彼が去った後、時々家に遊びに行かせていただきました。なんか、料理のビデオとか本を無理やり見さされたなあ~。

今思うと、I はまだ、シェフとしての経験が浅すぎたんだと思えるのですが・・・あの頃の私にとっては、甲斐性の無い、へなちょこの小人(背が低かったので・・・スイマセン)野郎だと思ってました。あの頃の私の目標は、Fairmont HotelでApprentice(アプレンティス:見習い工)になり、バンクーバー・コミュニティー・カレッジ(以下、VCC)でApprenticeship Programというコースを取り、Karl Schier Competitionに出ることでした。このKarl Schier Competitionというのは、VCCでApprenticeship Program:レベル1から3まで。クラスは1年に1回、4週間、それをレベル1、2、3とやる(だから、3年がかりなんです)シェフになるための集中コース。肉(牛や豚の半身)のブッチャリング(肉の捌き方)や魚のおろし方、フード・コスト、フード・セーフ、などなど、すべてシェフになるための勉強を終了し、その年の全アプレンティス(多分、100人はいると思います)のトップ10のアプレンティスだけがこのコンペティションに出場する資格を受けるのです。結構。コックさんの間では泣く子も黙るコンペティションなのです。話は長くなりましたが、とにかく、私は、Fairmontのアプレンティスにならないことには、この権威あるKarl Schier Competitionにはでることができないのです。目標に手をつけてもいなかったのです。VCCで、このApprenticeship Programを取るには、シェフのサインとホテルの了承が必要だったのです・・・。シェフ・ロングがいた頃には、話はついていたのですが、彼のサインとホテルのサインまでは到達していず・・・口約束だけ・・・契約証社会のここノース・アメリカでは、“前のシェフはOKって言った!”では、通用しないのです。すべて、書類、サインで・・・(どこでも、一緒か・・・)。で、このことを、I に尋ねると・・・“このホテルでは、アプレンティスは、2人しかなれない。”と言われてしまいました。でも・・・その頃、うちのホテルでアプレンティスになりたいと思っている人が、私を含めて3人・・・ということは、誰かを蹴落とすことになる・・・なんか、いい感じじゃないなー。自分がなれなかったら嫌だし・・・でも、人を蹴落として自分だけ良い思いも・・・なんかなぁ~、複雑な気分でした・・・。シェフ・I は確か11月からうちのホテルで働き始めたので、それを聞いたのが12月の頭くらい・・・。“誰を、アプレンティスに選ぶか教えて欲しい。私を選ばないなら、それでいい。でも、早く、はっきりとしたことが知りたい。”と再三、私は彼に聞きました。しかし、いつも何だかの理由をつけて、“来週・・・”と言われていました。そうこう言ってたら、忙しいクリスマスが過ぎ・・・年末にまた、I に聞きました、“いつ、はっきりしてくれるんか!”と。そしたら、また、言い訳・・・“HR(Human Resources:人事)のマネージャーがバケーション中だから、彼女が帰ってきてからだね。”と言われ、私“彼女はいつ帰ってこられるんですか?”するとシェフが“来週”と・・・。またかい・・・今度こそ、ホンマやろなあ!013.gifと思いながら、ほんとであることを祈ってたのでした。私がFairmontのアプレンティスに選ばれなくったって、それはそれでいいのです。はっきりダメだと分かったら、ちがう職場を探して、アプレンティスになればいいのですから。私は、その頃27歳で、シェフの道を選んだルーキーとしては歳をとってる方・・・時間を一刻たりとも無駄にはできないのでした。それから、I が言っていた1週間がたち・・・HRのマネージャーがバケーションから帰ってきたので、また、I に迫りました。“HRのマネージャー、今日、バケーションから帰ってきたんですよねぇ?アプレンティスの件、聞いていただけました?”というと、“彼女、今日、バケーションから帰ったばかりだから、そんなことで悩ませたくないんだ。来週あたりに聞くから。”・・・てっめー!031.gifふざけろ!どアホ!と心の中で叫びました。私、I にきっぱり言いました。“もう、いいです。あなたという人間性分かりました。” コイツ、あかん・・・話にならん・・・

つづく・・・

Fumi
[PR]
by ralamartin | 2009-09-27 15:22 | 私の事

クマさんスコーン!

昨日の仕込みで・・・Cさんがラベンダー・スコーンを作って、生地が少し余ったので、Cさん、クマちゃんの形のラベンダー・スコーンをお作りなりました。今日のランチで、ラベンダースコーン・ショートケーキを作らないといけなかったので、スコーンを焼きました。クマちゃんの形をしたスコーンもいい色に焼きあがりました!“キャー、かわいい!”と二人で見ていて・・・ワタクシ、このラベンダー・スコーン・クマちゃんに生気を与えたくなり・・・チョコレートで、目・鼻・口・耳を書いてみました!ごらんあそばせ・・・
a0136808_12154842.jpg


きゃわいいでしょ001.gif 今度は、ラベンダー・キティーちゃんに挑戦したいと思いまっす!(注)こんなことばっかり、してませんからねぇ~。仕事もちゃんとしてますよ~(笑)!

こちらが、ラベンダー・スコーン・ショートケーキ。ラベンダースコーンを半分に切って、レモン・カード(Lemon Curd)、ホィップクリーム、イチゴ、ラズベリー、ブルーベリーをはさみます。
a0136808_12212430.jpg


秋なのに・・・なんか、夏っぽいデザート・・・。ランチだから、さっぱりしたものをと思い作りました。


***ラムちゃん***
今日は、キス攻撃よっ!ラムちゃん、ダ~イ好き!
a0136808_12233681.jpg


Fumi
[PR]
by ralamartin | 2009-09-26 12:28 | 仕事

この仕事の真骨頂

今週の火曜日から今日(木曜日)までの3日間、連続で、ブレックファストとランチのお客様がいらっしゃいました。パーティーの名前が“Sensei"となっていたので、Cさんと、“学校のSenseiって意味かな~?え、ちがうやろー。”とか何とか言ってました。デザート・バッフェを出し終わって、お客様がまだ宴会場に来られてなかったので、ブログネタに写真を撮りにいきました。カメラをバッフェのほうに向けると、なぜかサーバー(クラシリアちゃんとマーク・アンドレ君)がポーズを取ってました。さすが、カナダ人!NO SHYですな・・・。
a0136808_1432018.jpg


そうすると、部屋にはアジア系の女性の方々がいらっしゃって、私に“とてもおいしそうですね~”と英語でおっしゃるので、“Oh-,Thank you!"とお答えしました。そしたら、日本語で“日本の方ですよね~。ここのデザート、おいしいなぁっていって食べてるんですよぉ~。プリントかすごくおいしい!・・・・”とおっしゃってくださいました!・・・恐縮でございます・・・話によると、うちのクラブをよく利用していただいているようで・・・色々、お褒めのお言葉をいただきました・・・。こうやって、じかに、お客様とお話させていただいて、喜びの言葉をいただくと、感謝の念でいっぱいになります!お調子者の私は、褒められれば褒められるほど頑張っちゃうタイプ・・・いわゆる単純女です・・・なので、私の名刺を渡し、何かリクエストがあればいつでもおっしゃっていただくように言いました。お客様の喜んでいる姿を見させていただく・・・これが私たちの仕事の真骨頂だす!できる限りのことは、全力でさせていただきまっす!10月7日からフロリダにスキルアップのため何個かコースを取りに行くので、その間は、私はお休みになりますが、私がクラブにいる限りは、できる限りのことはさせていただきますよ~!がんばりまっせー!

最近、ブログのために、写真をよく撮るようになった私。デザートの写真を撮ろうとカメラを向けてると、職場の人が おもしろい顔をしてたので、思わずキャーッチ!彼、何を言わんとしてると思いますぅ~???
a0136808_14435757.jpg


正解は“どこのブランドのカメラ?”でっす!スゴイ表情じゃ!ちなみに、右側の白髪のおっちゃん、レーモンド。フランス人で、うちのパン焼きおじさんです。この人、“伝説の男”なのです・・・。また、いつか、機会があれば書きたいのですが・・・なかなか難しいです・・・色々・・・。触りをいうと・・・なんでもない話をしてても、なぜかナポレオンの話か戦争の話に切り替わってしますのです・・・ある日、オペラケーキの話をしてたら、急に話題に割り込んできて・・・なぜか、オペラケーキの話からナポレオンの話で終わってしまったのです・・・ナポレオンとオペラケーキのつながりは・・・・今でも謎・・・・。
バンケットのデザートの写真を何個かアップしまーす。
Chocolate Mousse Bomb
a0136808_14531690.jpg


Brownie
a0136808_1454585.jpg


Triple Layer Cheese Cake
a0136808_14543393.jpg


Berry Eclair
a0136808_145619100.jpg



***ラムちゃんの気持ち***

“お母さん、また、コンピューターに向かってるのね。最近、ブログにハマリすぎじゃない?どれどれ・・・”
a0136808_14583851.jpg


“そんなに、ブログが楽しいの!私のことはどうなの!ナデナデしてよ~。”
a0136808_1513332.jpg


コンピューターを襲われかけた・・・。分かったよ、ラムちゃん053.gifナデナデ、チュッチューしようね~
Fumi
[PR]
by ralamartin | 2009-09-25 15:08 | 仕事

私の事 11

その夜、いつもにも増して疲れた体を引きずって、Airporterに乗って家路に着きました。ついたとたんに、元夫のDに“私、クビになるかもしれへん!”と泣きながら言いました。寝床でも、“絶対、クビや!せっかく、いいホテルで仕事に就けたのに、こんな始末や!私、絶対、クビや。覚悟しといて・・・。”と、わんわんとは泣きませんでしたが・・・一晩中、大粒の涙をながしながしました。感情に負けて、怒鳴り散らしてしまった・・・相手が失礼なことを私にしたとはいえ、これはスマートな方法ではありませんでした。翌日、目を腫らして出勤しました。そしたら、スーシェフに呼ばれまして・・・絶対に、昨日のことや。怒られる、クビや・・・と覚悟を決めていたのですが・・・

スーシェフ: Fumi、昨日の夜のこと、聞いたよ。君は大丈夫か?

私: すいません、感情的になって、Mを怒鳴りつけてしまいました・・・。

スーシェフ: ああ、そうらしいね。でも、オレがFumiだったら、同じことをしてたと思うよ。アイツは俺たちも頭にくることが、よくあるんだ。それで、いいんだ!よく、やった。

私: ???私、クビにならないんですか?

スーシェフ: クビ?そんなわけないじゃないか!

てな訳で・・・私の首は無事でした・・・。ハイ、切られませんでした・・・。今思うと、本当に、シェフやスーシェフの心の寛大さやサポートが大きかったと思います。シェフによっては、Attitude(態度)が悪いということで、クビを切られることがあるのですから・・・特に見習い期間中の身では・・・。シェフ・ロングも“Good Job, Fumi!You gave him a shit!" と褒められ(?)ました・・・。このシェフは、こういうことに、とても寛大だったようです・・・。でも、カナダに住んで10年になりますが・・やっぱり、何か ”これ、おかしいやろ!”ってことをされると、はっきり、強めに主張した方が、あっちも一目置くようになります。日本では、そういうことは、会社の上層部の人意外は、ご法度ですが(多分、上層部でも難しいかな)、カナダでは、ちゃんと言えないと、付け上がってきて、やり込められます・・・ホントに・・・サバイバル・ゲームですよ~。だから、はっきり、バシッといった方が、一目置かれて、尊敬されます。でも、これは、私の場合ですので、そんなに参考にはしないでくださいねっ!
で、それからしばらくは、Mもおとなしくしてました。でも・・・・この人は、また、後でも登場してきますよ~。はい、私にリベンジを仕掛けてきました!これは、後ほど・・・。

クビは免れ・・・また、忙しく毎日は過ぎていきました・・・毎日、すごい数のお客さんで、仕込み、料理、仕込み、料理とそればかりがつづきました。そして、ある、8月の日、いつもどおり、1時ごろ出勤をし、シェフのオフィスの前を通りかかり、“こんにちは!シェフ!こんにちは、ジェーソン、シェーン!(スーシェフ)”と言うと、なんだか、オフィスの中が変な雰囲気・・・シェフ・ロングは真っ赤っかな顔で何かの書類にサインしてました。スーシェフ2人は引きつった顔をしていたので、“何だろう?”とは思いましたが、そのまま、職場のキッチンに行きました。普段どおりに仕事をしてたら、スーシェフ二人がキッチンに来て、キッチンの皆に“皆、集まってくれ・・・重大な報告があるんだ・・・” さっきの、オフィスでの様子を見てた私は、“やっぱり、なんかあったんだー。”くらいにしか、このときは思ってなかったのですが・・・スーシェフが次に言った言葉に、自分の耳を疑いました・・・“今日をもって、シェフ・ロングはFairmont Vancouver Airport Hotelを辞職しました・・・・。” みんな、固まってました・・・何があったん???あの、私を就職活動の危機から救ってくれたシェフ・ロングがもういない?このホテルのシェフじゃない???実質、彼がクビになった?なんで?あんないい人がなんで???ワタクシ、涙がポロポロこぼれました・・・現実を理解できなくて・・・。その頃は、日本から来て、まだ、1年。今でこそ、日本はクビを切るのを容易にしますが、私がいた頃の日本は、まだそんなに厳しくはありませんでした。人がクビを切られるのを、それも、マネージャークラスが、いとも簡単に切られるのを、見たことがなかったので、ビックリしたのもあると思います。私たち、どーなるの???親分なしで、どーするのぉ?

Fumi
[PR]
by ralamartin | 2009-09-25 13:31 | 私の事
うちの職場では、巨大サイズのことを、“美富士サイズ”と呼んでおります。というのは、そもそも、関西のTV番組“探偵ナイト・スクープ!”の話から由来しております。まずは、Youtubeで“恐ろしい食堂、美富士食堂”をごらん遊ばせ!フフ037.gifクリックをしてもらえれば、見れますよ!
とにかく、超ーーーーでっかいサイズのことを、私たちはさしているのです!大きいサイズのときは、私め“Cさん、今度のバースデーボーイズのバースデーケーキ、美富士サイズでお願いしま~す!”と言います。すると、Cさん、“はい、了解っす!”と。で、今日は職場のCさん、美富士サイズのシナモン・バンを作りました。Cさん、焼きあがったシナモン・バンをオーブンから出し、フリップ、つまり、ひっくり返してます・・・逞しい(たくましい)ねぇ~!
a0136808_13545685.jpg

焼きあがったばかりの、シナモン・バン(ひっくり返す前)
a0136808_1356557.jpg

シナモン・バン(ひっくり返した後)
a0136808_13574572.jpg

ピーカンとキャラメルグレーズた~っぷり!
a0136808_13584194.jpg

a0136808_13595658.jpg

お昼ごはんに食べましたが、と~ってもおいしかったでっす!Good Jobざんす、Cさん!でも、Cさんは、この出来では納得できてない様子でした。さすが、B型、職人肌ですなぁ~。でも、向上心があるのは、いいことですねぇ~!
今日のミニ・デザート。
a0136808_1424493.jpg

ラズベリー・カップケーキ、アップルパイ・マカロン、コワントロー・トリュフ、フレンチ・クッキー、ビスコッティ
a0136808_14389.jpg

カラマンジー・パテ・デュ・フリュイ、ラズベリー・ルリジュ―ズ、ピーナッツバターサンドイッチクッキー、ラズベリージャム・サンドイッチクッキー
a0136808_1453476.jpg


では、おやすみなさ~い!

Fumi
[PR]
by ralamartin | 2009-09-24 14:14 | 仕事

ブ~メラン ブ~メラン

昨日は、Les Dame d'EscoffierのゴルフトーナメントがUBC Golf Clubでありました。Les Dame d'Escoffierは、ホスピタリティー業界の女性の会のようなものです。私は、このアソシエーションから、奨学金を今年頂いたので、そのお礼奉公(?)とネットワーキング作り(シャイな私は苦手ですが・・・)に行ってきました。
a0136808_1344266.jpg

カートもずら~りと並んでおります。
a0136808_13442688.jpg


私の役割分担は、Les Dame d'Escoffier ホールで待機して、飲み物をあげたり、C・H・E・F Projectの説明。これが、私たちのホール。奨学金受賞者の名前と写真と説明が載ってます。わたくしメ、下の方におりますわよぉ。
a0136808_13485757.jpg
a0136808_1349813.jpg


CHEF Projectとは、その名も、Cook Healthy Edible Foodのことです。主に貧しい区域の小学校を回り、食育をしていくのです。ハンガーがーやピザやジャンクを食べるんじゃなくて、もっと、健康にいいお野菜を中心とした食事を心がけよう!という働きかけです。子供たちからの、お礼の手作りのカードや手紙があり、読ませていただいて、みんなこのプログラムをとても楽しんでいた様子。ある子なんかは、洋ナシをはじめて見た!とか書いてありました。また、ある子は、今度は家で、今日習った、ミネストローネを家族に作って食べさせたい!とか書いてありました。また、ある子は、このプログラムに参加してよかった、なぜかというと、お母さんが毎晩仕事に行って、夜ごはんは一人ぼっちで食べるから、このプルグラムでは皆で作って皆で一緒に食べるから、一人で寂しく食べなくていいからと、あとで、先生に言っていたようです(涙007.gif)豊かな世の中になったとは言え、まだまだ、恵まれない家庭もあるざんす・・・。

これは、私たちのホールにあった、飲み物です。Dealcholized wineです。確か、アルコール分、1%以下・・・・。お味は・・・
a0136808_14475917.jpg

a0136808_14482376.jpg

はっきり言って、水が入りすぎたグレープジュースって感じでした。私なら、グレープジュースをかうなあ。ここまでして、ワインを飲んだ気分になりたいかな・・・と疑問に思いました。まずいっす。

うちの職場のシェフも、クッキングに来ていました。それぞれのホールに、バンクーバーのシェフたちが来て、一口サイズの食べ物を出すのです。ミニバーガーや、ミニ・クラブハウスやいろいろありました。うちのシェフは、コーンブレッドに、Ducca spiceをつけて焼いたマグロをだしてました。ちなみに、このコーンブレッド、私が作りました。スパイスとコーンブレッドが合って、とってもおいしかったでっす!
a0136808_1455353.jpg

a0136808_1456211.jpg


ここで、今日のタイトル、ブ~メラン ブ~メラン060.gifに入りたいと思います。
まず、西条秀樹のブーメランストリートをお聞きください(クリックしていただければ、聞けます:ただ単に、気分を味わっていただきたいだけ・・・)。一緒にボランティアをしていた、別のホールのお嬢さん(おばさん)、暇をもてあましたらしく・・・一人でブーメランをし始めました。もちろん、このお嬢さん、ブーメランは初心者。変なところに飛んでいって・・・だから、飛ばしては変なところに行ったブーメランを取りに行き・・・を繰り返していらっしゃいました。そうこうしてると、ブーメランが、木に引っかかって、どこへ行ったか分からなくなったというではないですか!かくして・・・秀樹が歌っているように、060.gifブ~メラン ブ~メラン きっとー、あなたは戻ってくるだろ~060.gifにはならず・・・ブーメランは、このお嬢さんの元には戻ってこなかったのでした・・・どこかの木に引っかかっていると・・・多分、この辺なんだけど・・・とT子どんとジェーンと私で、彼女が言うところを探し回ったのでした。この、手前の方が、失くした張本人!
a0136808_1433089.jpg

みんなで頑張って探すものの、なかなか見つかりません・・・とそこで、T子どんが、“あっ!あった!と上の方を指差すじゃないですか!ありました、ありました!T子どん、スゴイ!写真では、見難いですが、確かに撮れておりますよ~!
a0136808_14311863.jpg

でも・・・写真では分かりにくいかもしてませんが・・・むちゃむちゃ高いところにあったのです!何メートルくらいかなあ~10メートルもなかったかもしれないけど、それに近いくらい高いところに・・・。最初、T子どん、木に登って、このブーメランを取りに行こうとしてました。でも、そんなの、絶対に無理!猿じゃないんだから、アンタ!で、T子とジェーン、長~い木の棒をどこからか取ってきました。二人とも、どうしても、ブーメランを捕獲したいようです。
a0136808_14392436.jpg

2人とも、かなり長い棒を取って来て、“エイ!エイッ!”とやってましたが、もう30cm届かず・・・無理かなと思ってたところ・・・さすが、大御所のジェーン様、更に長い棒をどこからか取ってきました。
a0136808_154699.jpg


“これで、どうだ!エイッ!ヤー!”でも、やっぱり、あと一歩、あと10cmほど及びません!ここで、ジェーン様、“Fumi, Go get a chair(椅子を取ってきて!)”と。こうなったら、みんな、意地ですよね~。私、“へい!ガッテンダイ!”と走って、近くのホールにある椅子を取ってきました。この中で一番若い、T子どんに、椅子に登らせ、ジェーンが取って来た一番長い棒で、また、“エイッ!ヤーッ!と木の上のほうをつつきます!そして、ようやく、ブーメランは、お嬢さんのところに戻ってきたのでした。めでたしめでたし。
a0136808_1447185.jpg


Fumi
[PR]
by ralamartin | 2009-09-23 15:04 | その他

私の事 Ⅹ

訳の分からん、こっちの仕事のメンタリティー。全職場がそうだとは思いませんが・・・私が初めて働いたところは、そんなところでした。若い子が多かったからか・・・それともそういう人たちが集まったのか・・・分かりませんが・・・。でも、よその国に住まわせてもらって、働かせてもらって・・・つまり、ここは日本じゃない。やはり、その国、あるいは、その職場のやり方に、私が順応するしかないのじゃ。そのまま、“日本だったら、仕事でこんな馬鹿なこといってないよ!子供じゃあるまいし!”と言ってても、物事は進まない。現実は、私はカナダに住んでいて、Fairmontで働いてて、職場の皆は、私は日本から来た、超ーーーー真面目な変人と思ってる。仕事中は喋らへんし、ただ黙々と仕事をして・・・・今、思うと変な人に見えたかなと思うなぁ。カナダはホントにみんな、のほほ~んとしてるので、“みんな、リラックスしていこうぜ!オー!”ですから・・・。そりゃ、変人だわな、私・・・。話は少し逸れましたが・・・要は、“郷にいれば郷に従え”ということで、つたない英語で、頑張って世間話をし始めた私。“今日は天気がいいね~。”から始まり、“コックさんになって、何年ですかぁ~?へぇー!5年!すごーい(ぜんぜん、そう思ってない・・・けど、演技・・・)”てな感じです。最初は、今までぜんぜん喋らなかった私がいきなり、ベラベラ喋りだして、興味ありそうにいろいろ質問するので、変な顔をされましたが、何日かしたら仲良く喋ってくれるようになりました。ある日、職場のTさん(シニア・シェフ)が,“オレの奥さんは日本人なんだ。俺も日本で働いたことがある。道場六三郎の店でもちょっと働いたんだぜ!”と言ってました。この人は、ものすごく料理に対して熱ーーーーーーい人で、“Fumi, 料理の鉄人って知ってるだろ?俺は、あのコピーを全部もってるんだ。お前、マイケル・ノーブルと森本のバトルを見たことがあるか?えっ?ないだと!オレが明日ビデオをコピーしてお前にやるから。”と言って、無理やりそのビデオテープをくれました(笑)。それと一緒に、Bocuse d'Orといって、4年に一回、フランスのリヨンで行われる料理のオリンピックのビデオも(無理やり)くれました。今でも、家にあって、この前久しぶりにみました。このTさんは、職人肌。職もそのあと色々変わられて、今は、バンコクのとある大きなホテルでシェフをしていらっしゃいますって聞いたのが1年位前。多分、また、どこかへ風のように飛んでいっていると思います。また、話はTさんのことでずれましたが・・・そんなこんなで、周りの人とも少しずつ溶け込んでいきました。私がいたFairmont Hotelは毎月一回、スタッフが大きいバンケットルームに全員集まり、そこにはビールやワインやコーヒー、ポップなどがあり、また、ちょっとした食べ物などもあり・・・どういうんでしょうか・・・スタッフ・ミーティングみたいなのがあり、私は仕込が忙しいのでキッチンに残ろうと思ったのですが・・・スーシェフが“Fumi,ビールがあるから来い。”とそんなものに釣られて行ってしまいました・・・。“仕事中にいいんかなあ?”と思いつつ、でも、スーシェフが“みんな飲んでるから、いいんだよ。”というので、飲ませていただきました。この日は、Employee of the monthの発表があり・・・これは、Employee Committeeというのがホテルにありまして、毎月一回、頑張っている職員をそこで働いている人からもらうコメントで選ぶものです・・・ノミネートの名前のとき、私の名前が呼ばれたようで・・・私は英語がよく聞き取れなかったので、意味も分からずボケーっとしてたら、皆が私のほうを見てるのでなんだろう?と思ってたら、先輩のクックが、“君は今回のEmployee of the monthにノミネートされたんだよ!”と言われました。今ひとつピンと来なかったので、“へぇ~。”と他人事のように言ってました。その後、また、私の名前が呼ばれたので、何だろ?と思ってたら、みんな私の方に向かって拍手をしているではないですか。でも、気がつかないボケボケの私。で、今度はスーシェフが、“Fumi!君が今月のEmployee of the Monthに選ばれたんだよ!”と・・・!訳がわからないまま、前の方に行き、GM(総支配人)のミスター・パーキンソンから、表彰みたいなのと、手紙をもらいました。正確には、この月は2人のEmployee of the monthがいて、私ともう一人はJustinとかいう名前の若い、U Vicに行ってる子に与えられました。私は、スーシェフに、“どうして、私がこんなものをもらえるのですか?普通に働いていただけですけど・・・”というと、“Fumiは与えられるに値してるからなんだ。日本からよその国(カナダ)に来て頑張ってるし、そして日本人のツアーの団体が来たときは、休みの日でも嫌な顔をせずに、給料も出ないのに働いてたじゃないか!仕事も一生懸命だしな。”と言ってくれました!最初は変人扱いされながらも、見ている人は見てくれてるんや!と思い、感謝の念でいっぱいでした。
Fairmontの仕事は、今ふり返っても、むちゃくちゃキツカッタ。3時からのシフトで、2時半にキッチンに行くと、オーダーがもう入り・・・仕込みの時間はだんだんズレコミ・・・そんなことの繰り返しでした。なので、早く行かないと仕込ができないので早く行くのですが・・・毎日毎日たくさんのお客様が来られて忙しいので、いくら仕込みをしても間に合わないのです・・・。仕込みをすれどもすれども、使い尽くすという感じで・・・毎日、休憩なしで、10時間ぶっ通しで働いてました。オーダーも、ルームサービスから、ラウンジから、はたまたファインダイニングなのにバーガーを食べる輩が多いため、それにシッチャカメッチャカでした・・・。オーダーの紙が右から左へザーッと2メートルくらいになったときには、“こんなん、一人で、でけへん!”と泣きそうになりましたが、歯を食い縛りとはこのことかと思いながら、必死で、優先順位をつけてこなしていきました。きつかったけど、やり終えたときの達成感はサイコー!仕事の後に、よく皆で、リッチモンドの“Fukuroku"(←普段なら、絶対に行かないすし屋。職場の人とだから、楽しむために・・・・)とか、職場のホテルのラウンジ(社員割引で50%オフなのだ!)に行きました。楽しかったな~。ここで、ちょっと、予断なのですが・・・ここで、私の伝説 by その時にFairmontで働いてた人。Fairmontで働き始めた頃、夜の11時半に仕事が終わり、スーシェフが、“これから、俺たち、ラウンジで飲むけど、Fumiも来るか?”と聞かれ・・・飲むとなったらNOとは言わないわ・た・し001.gif “オフ・コ~ス!”といって、一分で着替えてラウンジへ行きました。でも、私の最終バスが、そのころ、11時50分かなんかだったと思います・・・で時間があと10分くらいしかない!でも、飲みたい!で、速攻、私の大好きなGuiness Beerを1パイントたのみ、バーテンに“ありがとう!”と言ったかと思うと、一気飲みをし、“じゃ!”と走って去っていきました。みんな、私の飲む速さにあっけに取られ、“バイバイ・・・・”と。翌日、スーシェフから、“皆でぶったまげてたんだよ~、Fumiが去ったあと!おとなしくて、真面目なイメージがあったのに、ガブッっと飲んで、サッと走り去ったからね~。そんなことする子には見えなかったから、びっくりしたよー!と笑われました。・・・でも、私としては、バスの時間が・・・これを逃すと、タクシーで帰る羽目になるんだもん・・・でも、かなりウケてました003.gif 関西人なので、受けてくれたらそれでいいねん!笑ってくれてありがとう!でも、今でも、前の職場の人に会うとその話題になるときがあります・・・昔のことだから・・・っていうんですけどねぇ~・・・。
そんなこんなで、仕事にも慣れ、超忙しいけど、バーガー焼くのムッチャ嫌だったけど、充実した日々を過ごしておりました。そんな時、ウェイターの一人、Mが私をいじめ始めたのです!というか、私がルーキーなものだから、完全になめられていたのですね。それまでやさしかったくせに、急に豹変して、いろいろなことでチクチク私をいじめ始めたのです。例えば、“お客さんがこんなに残したよ!”とお皿をポーンと私に投げたり、“Fumiの作ったものにクレームが来た”とか、“お客さんが、ハッピーじゃないから、デザートをサービスするから、今すぐ作れ。”とか、いろいろ私にイチャモンをつけてきたのでした。お客様のクレームとなると絶対にレストランのマネージャーにその情報は行くので、レストランのマネージャーとかにそのことを確認しに行っても、“お客様は何も言って無かったわよ。”といわれるばかり・・・。アイツ、M,私をいじめようとしとるな・・・。とちょっと悲しくなりました。それまでは、遅くなったときとか、車で送ってくれたり色々やさしくしてくれたのに、いきなり意地悪になるなんて・・・・。でも、仕事だし、ま、いいか。と思っていたのですが・・・ある日、あまりにも意地悪がしつこくて、ひどかったので・・・実はこの私、父に似てものすごく気が短いのです・・・あまりにも何回も何回もしつこくいびられたから・・・おとなしそうに猫を(ちっと)かぶっていた私の堪忍袋がきれました!むちゃくちゃ!今までの怒りが猛爆発!やすし・きよしの横山のやっさん状態になりました!“あほ!ぼけ!かす!Fxxk you! Baster! You Fxxking shut up!Shut UP!"と。この、男、私が言い返すと思っていなかったらしく、怯えておりました。“ごめん、ごめん!ごめん!”と連発してました。 あほらし。ごめん言うたら、いじめるな!・・・でも・・・・ここ、Fairmontでは、あまり、こういう悪い言葉は良くないのです・・・それも、私のように感情任せに、怒りに燃えていってしまってはいけません・・・そして何より・・・私、まだ、ホテルの3ヶ月の見習い期間も終えていなかったのです・・・、ヤバイ・・・Attitude(態度)が悪いといって、明日クビになるかも・・・・(見習い期間中はどんな理由であれ、速攻、クビにできるのです)つい、この前、Employee of the monthをもらっといて・・・この態度では、クビやでーーーー008.gifマジヤバ・・・クビになるかも!

つづく・・・

Fumi
[PR]
by ralamartin | 2009-09-23 13:20 | 私の事