バンクーバーに移住してかれこれ14年。ひょんなことから、パティシエになりました。日々のできごと、料理、もちろん、スィーツの紹介。


by ralamartin
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Coq au Vin(コック・オー・ヴァン)

この間、友達のY子に会ったとき、仕事のことで悩んでいたようで・・・

元気がありませんでした・・・。

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人生、いろいろある・・・

いい事ばかりあるといいけど

そうじゃないときだってある!

それが人生。

C’est La Vie・・・ダス。

嫌なことがあるときほど

大きな口を開けて笑いましょう!

わっはっはー!

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・・・って言ったって・・・

悩んでる本人には、そんなに簡単なことじゃないっすよねぇ~。





元気になってもらおうと思って、

彼女の大好きなCoq au Vinを差し入れに持っていこうかなと・・・思いまして・・・

作りました。

ワタシの大好きなフランスの家庭料理の一つでもありますので・・・

いっそのこと、ブログにも、レシピを載せようと思いまして・・・。

Coq au Vinは前日から、仕込みに入ります。

それは・・・

マリネをしないといけないからです・・・。

カジュアルフードなのに、結構、手間がかかるのダっ!

3時間くらいでマリネを終わらす人も居るかもしれませんが・・・・・

このマリネが意外に大事。

最低、一晩はしたほうがいいでしょう。

ワインの味のしみこみ方が変わってきますからね。

では、

(一日目)

*鶏腿肉10ピース
     胸肉とかは、ばさばさになるので、腿肉で。本来、Coq、年をとった雄鶏を使いますが、腿肉で     OK.


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*たまねぎ(大)1個(薄切り)、
 人参1~2本(輪切り)、
 セロリ2本弱(1センチ巾くらいに、ザクザクっと切る)
にんにくの砕いたもの(バンクーバーで見かける小ぶりのなら、4片くらい、日本にある大ぶりのは1片
 ローリエ 1枚


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赤ワイン 750ml(ドライの赤で。高くなくてもいい)

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これらを大きなボウルに入れて漬け込みまーす!できたら、丸1日!

冷蔵庫に保存してね。

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これで、仕込み終了。

(2日目)
はい、これが、マリネできてる鶏腿肉ダス。

こんな感じで・・・
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ベーコン、約100gをこんな感じに切ります・・・

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マリネした肉と野菜とマリネの液をこんなふうに分けます。

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鍋に、油とバター、各大さじ1ずつくらい入れます。

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そして、塩とこしょうをつけた鶏肉を皮の側からソテーします。

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片面に焼き色が着いたら、ひっくり返して、反対側をソテー。

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そして、両面に焼き色がついたら、別のトレーに取っておく。


余分な油は全部捨て・・・

こんなにも、余分な油が出るのです!

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(余分な油を捨てた後)ベーコンを入れて、炒めます!鍋のそこがすごく焦げてるように見えますが・・・
これは、お肉の旨み。そのまま、使いましょう。どうしてもイヤなら、別の鍋を使ってください。

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(マリネ液と分けた)野菜類を炒めます。
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野菜類が少ししんなりしだしたら、小麦粉大さじ2強をふり入れ、さらに炒めます。このとき、炒め足りないと、味が粉っぽくなる恐れがあるので、5分くらいじっくり炒めてくださいネ。
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そして、ソテーした鶏肉を入れます。
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マリネ液も入れまっす!
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鍋に蓋をして、とろ火で煮ます。
ふつふつとしてきたら、アクや余分な脂分が出てきます。
それを根気よく、玉じゃくしで、アク抜きをします!
ここを、怠ってはいけましぇん!アクは、いらないもの。お鍋からちゃんと処分してあげないといけません。

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1時間くらい煮込んで、アク抜きも頻繁にし、出来上がったら、まず肉を別のお皿に取り出し、ソースをざるで漉して、ソースだけ鍋に入れます。ソースが、まだ、シャバシャバ状態なので、いい濃度になるように、ルーで濃度を調節します。

ルーとは、同量のバターと小麦粉をクッキングして作ります。粉の味がしないように、やはり、ルーも、5分くらい時間をかけて、鍋でクッキングします。

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出来上がりは、こちら!安もんのドライ赤ワインと一緒に食べます!

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付け合せは、グリーン・ピーのパッパデレ・パスタと冬野菜のローストです。

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シンプルだけど、とても、おいしいダスよ~。

もともとは、フランスのブルゴーニュ地方の

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農民の食事・・・

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硬くて誰も食べない、雄鶏の肉を・・・

その辺にある、いつも飲んでる安いワインでマリネして・・・

やらかくして食べる・・・

そんな、貧しい農民の考案した傑作!

やっぱ、フランス人の職に対する執着はすごいっすね!

Y子~、これを食べて、少しでも元気になってね・・・!

Fumi
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by ralamartin | 2009-11-17 14:58 | レシピ 料理