何を思ったのか
順風満帆にパティシエとしてやってたのに・・・
急にキャリア方向転換
料理のほうに戻ることに決めたワタシ・・・
40にもなったしぃー
いい歳して
えーかげん落ち着けよー
って心の中で思うことも、正直、ときどきあるけど・・・
でも、そう思うときに、やっぱり心の大部分は
『もう、お菓子はいい・・・』
っていう自分の心が言ってる・・・。
チョコレートとか、コンペティションはこれからもしていきたいけど
やっぱり、ケーキとかお菓子作りは、アジア諸国やヨーロッパや日本でやるのは゛需要”があるからやりがいもあると思う
だけど、こちら、北米ではやはりあまりメジャーじゃないというのが現実。
大都会のニューヨークに行っても、甘いもの系は、カップケーキやクッキー、ドーナツがお菓子の主流。
それを見たときに、ここでパティシエとしてやって行くことには限界を見た気がしたんだよ。
チョコレートを作る人はチョコラティエ。
でも、自分の限界をチョコレートだけに狭めたくない。
食べることが大好きだし、料理の意味とか、味の追求するの好きだし、やっぱり、ワタシはパティシエじゃねーなって思ったの。
だから、おやっさんに(ハフ王)にそれとなく軽く
『キッチンに戻りたいっ!』
って言ったら、あっさりその方向に持って行ってくれました。
お菓子も好きだけど、やっぱり、料理のほうが色々なものを作れる可能性が大きいので、それで良かったと思う。
でも、やっぱり
『自分は正しい選択をしたのか?』
って仕事が上手く行かないとき、こういうネガティブなことを思うんだよー
ワタシらしくないって思いながらも、でも、不安になるのは当然。
いろいろ考えて考えて
気晴らしにブログの返事を書いていて
ちょっと大袈裟だけど、どこからか聞こえてきた。
『自分が蒔いた種は、自分が刈り取るんだよ』
って。
ワタシはキリスト教信者でも何でもないですが、聖書で出てくる1節だ。
その時に、ビビビーってきた!
『そうだ!ワタシが料理をやりたいって言って、
今、種を蒔いたばかりなんだよ。
なんで、そんなに急ぐの?
今、種を蒔いたばかりで、芽も出てない。
芽がでても、ちゃんと毎日水遣りをして、雑草をとって、面倒をみて
嵐や雨、風がきたら、死なないようにしないといけない。
雨の恵みが無くなったら、ちゃんと水遣りしないといけない。
なにが起こっても、どんなつらくても、ちゃんと手入れをしていれば、最終的には自分に最高の”実”がなるんだよ!』
って気がついた!
だから、途中で辞めるも、そのまま突き進んで前進するのも自分次第。
そう思ったら、覚悟ができました!
『よっしゃ!種を蒔いたには、最高の実をつけたる!絶対、負けへんぞ!(自分にね)』
もう、弱音をはいたりしない。
ホント、なんとなく、ブログをやってますが、こんなふうに気がつかせてくれるなんて、不思議ー!
やってて良かったよ~、ブログ。
さてさて、料理のほうに戻って
感じるのは
やはり、時間のギャップです。
7年パティシエをしていたので、料理から離れていたこの7年のギャップは思ったよりも大きい・・・。
だから、仕事の休みの日はお家で特訓!
毒味会と称してやります。
第一回目の昨日、
ジェニーさん夫妻に来ていただきました♪
ジェニーさん達はとてもグルメだし、ワインの知識も豊富。
うちから比較的近い所にお住まいなので、毒味会の犠牲者に度々なっていただくと思いますー
ジェニーさん夫妻&JF君、ワインを持ってきてくださいました~

ジェニーさんお薦めのオーストラリアのJesterっていうワイン。
94ポイントだそうです。
飲む前から楽しみでした♪
まずは毎度の

フォアグラ・トースト

これが、ホント美味いのだぁ~~~!
ハード系パン(ホームメイド)をトーストして、塩コショウだけしたフォアグラをソテーしたものを乗せるだけ。
やっぱりね、こういう世界3大珍味っていうの?フォアグラとか、トリュフ、キャヴィアはなるべく触らない(手を加えない)に限るっ!
皆で、
『やっぱり、フォアグラは美味いね~



』
と確かめあいました~

アスパラガス・ヴォルーテ


ヴォルーテとは、いわゆるスープですが、普通のスープと違うのは、”卵黄”をフィニッシュに入れることでしょうか。
でも、今回は入れてないので、ヴォルーテって言わない方が良いのかな?
まあまあまあ・・・
シュー生地にスイスのグリュエーレ・チーズを入れて作る、”グジェー”をサイドに添えました。
グジェーはアミューズ・ブッシュでよく出されるもの。

気軽に片手でパクパク食べれる感じが好きー。
グリュエーレってクッキングにホントに合うチーズだわっ!

ロブスター・サラダ


マルティーニ・グラスを使ってます。
下から層にして、まずはアボカド・クリーム、ダイスに切ったアボカド、マンゴー、オニオン、香菜、ライムジュースのサラダ、その上にダイスに切ったキュウリ、コーンで和えたロブスターサラダ(ロブスターの味噌も使ってるよん~)、そしてグリーン・サラダ、ロブスターのメダリヨンを乗せてます。
食べるときは全部を混ぜて。
ロブスターのゆで加減も

スムーズな食感のアボカド・クリームとキュウリのクランチーな食感、コーンのプチッとした食感、そしてロブスターの独特の食感が口の中で一体してなかなかでした。

サーモンのパヴェ、スパイシー・オレンジソース、ポテト・ピューレー添え

実は、あまりサーモン好きではないのですが・・・

これは美味でした!
とにかく、焼き加減が

やはり、魚料理、シーフード料理は火加減を誤るとトンでもないことになるので、火加減が上手くいくと、ホントに美味。
パリパリのサーモンの皮もいい味だしてた。
スパイシー・オレンジソース、生姜も隠し味で入れてます。
ソースだけ味見したとき
『あ、ちょっと、辛すぎたかな~。』
って思ったけど、サーモンと一緒に食べると、ちょうどいい塩梅でした♪

ラムのロースト、色々な豆のラグー、グレモラータ・ポム・ドフィーヌ、ラム・ジュー(Lamb Jus)


ワタシ的にはお肉がちょっと焼きすぎだったかな。
ミディアム・レアにしたかったんだけど、どちらかと言えば、ミディアム。
でも、とてもジューシーで美味しかったです。
ラムは前の日の夜からガーリック、ローズ・マリー、タイム、オリーブオイルでマリネ。
なので、口の中でほんのりハーブの味が広がります。
豆はクミン・シードを少しいれて味付けをしました。
ポム・ドフィーヌとは、ポテト・ピューレとシュー生地を合わせて油で揚げる、古典的な付け合せ。
今回はそれにグレモラータ(パセリ、レモン・ゼスト、ガーリック)風にしました。
ソースはラムをクリーンしたときにとれた骨でストックを作って、それでソースを作りました。
なんか、食べてるときに、
『んーっ。なんか、この料理、思ったんと違う。なんや、なんや?』
って考えながら食べてて・・・
フレンチーと、
『塩が足りんな。』
と言ってて・・・
でも、なんか違う。
なんか足りひん・・・。
そ、そうや!
ローストガーリックを付け合せにラムの上に乗せるんを忘れとった!

ガビーン~~~
フレンチーが、
『Fumi,Harakiriするなよ。』
と冗談をいってましたが・・・・
うぅぅーーー。
ラムとガーリックはワタシの大好きな組み合わせ。
それを忘れるなんてー
翌日(今日)、残りのラムとこのローストガーリックを一緒に食べたら、やっぱり美味しかった~。
コレだと、余分な塩はいらないんだよ~。
ミックス・ベリーのスニッカー・ドゥードゥル・クランブル、バニラ・アイスクリーム添え

北米ならではのデザート、クランブル。
クランブルって普通、オーツとか入ったやつなんですが、これはスニッカー・ドゥードゥルっていうクッキー生地を代わりに乗せて焼いてます。
下のミックスベリーが熱々のシチューみたいになって、その上のスニッカー・ドゥードゥルのクッキーのカリッとさ、そして上の冷たいアイスクリームと融合して、何とも言えない美味しさ!
ワタシの大好きなデザート、ベスト3に入ります!
こういう直球勝負の、北米らしいデザートは、ホントにストレートな味でストレートな美味しさ。
ジェニーさん夫妻とJF君、フレンチーとこんなに食べたのに、まだ、食べる話が尽きないくらい、食べ物や飲み物の話ばかりしていた夜でした☆
大好きなお友達とおいしい料理、お酒を共有して
ホント、贅沢だわ~って思いました。
Fumi